素朴で洗練されたイングランドの田舎は、自然の色彩と心躍る感覚を備えた美しい背景となります。カントリーウェディングではトラディショナルな生地が映えます。一方で、より暖かい環境により、淡い色調とよりカジュアルな美意識が求められます。
特に定められていない限り、完全な正装は不要です。フォーマルブレザーかスポーツジャケットに、季節に応じて、色の異なるウールのパンツまたはチノパンツを組み合わせることができます。適度に洗練された、シングルまたはダブルのブレザーで問題ありません。ネイビーブルーはクラシックで堅実な選択ですが、より温かみのある色調を選んでもよいでしょう。オーダーメイドのグレーのファインウールパンツか、ナチュラルな色調の洗練されたチノパンツがベストです。パンツの裾は、足首にもたつきができない、靴につくくらいの長さが適切です。裾仕上げしたものを選ぶ場合、ローファーなど、よりカジュアルな靴を検討してもよいでしょう。シャツはボタンダウンシャツを着用します。布地はシャンブレー織がベストです。特に夏は、首元を開いたままにしても構いません。
タイを着用する場合は、プレーンなものかニットタイを選びます。ポケットチーフがある場合は必ずそれに合わせます。ソックスの色と服の色はコントラストをつけても構いませんが、必ず調和を考えましょう。確信が持てない場合は、ネイビーやダークグレーなど、落ち着いたクラシックな色合いを選択してください。