米国でポピュラーなブラックタイウェディングは、礼拝を行いたくないカップルにおすすめの選択肢です。フォーマルで華やいだ雰囲気のあるスタイルで、洗練された美意識が必要です。
ダークカラーのクラシックなディナージャケットを選びましょう。ブラックは時期を選びません。ミッドナイトブルーは夏場の挙式に最適です。軽量のモヘアが最もトラディショナルな印象を与えます。これに対し、ブラック、バーガンディ、ボトルグリーンのベルベットタキシードはよりモダンで、雰囲気のある照明の下で非常に映えます。クラシックなスタイルにしても、クリエイティブなスタイルにしても、脚部の外側にサテンのトリムが付いたタキシードパンツにジャケットを合わせましょう。シャツ地はホワイトを選びます。ウルトラファインコットンを使用したウィングカラーまたはカットアウェイカラーのプリーツフロントドレスシャツが暖かい季節向けです。これに対し、ピケ織のマルセラシャツは爽やかな肌ざわりが特徴です。袖口はダブルカフスを選びます。スタッズボタンは4個で、プレーンなブラックオニキスか、着用するカフリンクスにマッチするものにしましょう。
プリーツが付いたベルトのようなカマーバンドも着用します。これは英国統治時代の将校によってはじめて取り入れられたアクセサリーで、ベルトの代わりに、洗練された外観を作り、ウェストを細く見せる効果があります。ジャケットの下襟とマッチするサテン、ベルベット、マットシルクいずれかのボウタイで装いを仕上げます。